食い散らかし 2005 5 3
「食い散らかし」とは、下の「図Aから図D」までのパターンです。
こうした「食い散らかし」を問題にするのは、
一般投資家の利益を考えれば、当然です。
一般投資家は、仕事を持っていますので、
株式市場が開いている時間中は、相場を見ることができません。
だから、仕事が終わった夜に、株価や日足チャートを見ることになります。
そして、株式投資の注文は、夜か、翌日の早朝にするでしょう。
一般投資家は、おそらく、図Eのような結果を期待して、注文するでしょう。
あるいは、少なくとも、図Fのような結果を期待するでしょう。
しかし、その注文の結果は、どうなったでしょうか。
その結果が、図Aから図Dのような「食い散らかし」となってしまったら、
一般投資家は、うんざりしてしまうでしょう。
あるいは、株式投資は、当面見送りと判断するでしょう。